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燃え尽き症候群(バーンアウト)とは?
今回のテーマは『燃え尽き症候群(バーンアウト)』についてです。
皆さんは自分と向き合う時間を普段の生活の中でとれてますか?
・家事や育児で疲れている人
・締め切りや納期に追われてる人
はなかなか自分と向き合う時間は取れないのかも
車はメンテナンスをしないと壊れちゃう
人間も同じよね。定期的にメンテナンスしないとね。
小さな歪みは早いうちに治した方が良いよね!
この記事では、上記のような悩みを持つあなたの為に心を軽くして具体的に解決する方法が書かれています。
・仕事先で燃え尽き症候群になるプロセス
・燃え尽き症候群になった人の具体例
・燃え尽き症候群にならない為の対策
・燃え尽き症候群になった場合の対処方
本記事を読めば、燃え尽き症候群を未然に防ぎ、夢をもって前向きに生きられるようになります!
また、燃え尽き症候群になりそうな人がどうすれば現状を打開できるか、どう行動に移せばいいか、具体的にまとめました。
実際に燃え尽き症候群を経験した僕が詳細を語ります。
最後までご覧くださいね。
ココナラでお悩み相談・カウンセリング
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|キングコング梶原さんの話
実は今回のこのテーマは、テレビ朝日の「しくじり先生」と言う番組でキングコングの梶原さんが言っていた言葉で思いつきました。
梶原さんは仕事が忙しすぎて心が病んでしまい逃亡したことがありました。
時間がたつことによって次第に心が癒され、冷静に考えることができるようになり、周りの人の助けもあって正常な心を取り戻すことができました。
詳しいお話はこちらの引用をさせていただきますね。
過密スケジュールが原因で心身共に疲弊したキングコングの梶原雄太さんは、約2ヶ月半、失踪していました。この時、記憶喪失で気がつくと外で空を見上げるなど壮絶な体験をした梶原さん。そんな梶原さんを救ってくれたのが、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さんでした
梶原さんを心配したフジモンさんは、「戻って来いとは言わん。とにかく休みや」と伝えたそうで、この言葉が救いになった梶原さんは病院を受診。医師からは「心身症」と診断が下されます。
ちなみに、この時、梶原さんは対人恐怖症・記憶喪失・自虐症の3つの症状に一気に襲われたことを明かしました。
出典:おとなかわいいwebマガジン|COCONUTS
番組の後半で梶原さんはこのようにおっしゃってました
心をパンクさせないためには毎日30分でも自分と向き合う時間を作った方が良い
僕も全く同感です。
人は自分自身を毎日操っているので、自分のことを理解していると錯覚してしまっています。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|キングコング梶原さんの話②
人は自分の事をよく理解していると錯覚しています。
毎日、自分自身として生きているのでそう思うのは当たり前です。
しかし。人間の構造、取り分け脳や精神の構造は専門家でも難しい領域です。
本当は自分自身が自分のことを一番知りません。
その錯覚のズレが初めは小さくても、気づかないうちに次第に大きくなってしまった時、心がパンクしてしまうんだと思います。
キャパを超えていたり、回復が追い付かなくなっていたりするのです。
梶原さんはまさにそういう状態だったようです。
心がパンクしてしまうと人生の意味や生きる目的もわからなくなります。
こちらの内容については別記事で詳しく解説してますのでよかったらご覧ください。
私も経験があるんですが、人間は自分自身に嘘がつけてしまうのです。
そんなわけないじゃないか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際に思い込んでしまったり、誤解をしてしまったりする事は人間社会に生きている限り、あり得ることです。
なぜなら人は皆、一生懸命自分の役割を果たそうとするからです。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|防ぐにはどうすれば
なぜ自分自身に嘘がつけてしまうのか。
それは恐れによるものです。
人間には自分を守ろうとする性質がありますので。
命を守るとするのは生物の本能ですよね。
種の存続が遺伝子に組み込まれている生物の人間には当たり前の機能です。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|自分への嘘
嘘がバレないように守るためには嘘を重ねる必要があります。
自分に対しても同様で、嘘に嘘をどんどん重ねてしまうのです。
その結果、自分が自分に嘘をついていたことを全く理解できなくなってしまうのです。
なので早期発見!歪みが小さいうちに解決することが肝心です。
そのためにも定期的メンテナンスが必要であり、できれば毎日が望ましいと考えるのです。
では一日のうちでいつメンテナンスをするべきでしょうか?
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|セルフチェックをしよう
では自分と向き合う時間をいつ取るべきか?
やはり寝る直前が望ましいと思います。1日の終わりですからね。
でも寝る直前に考え事をしてしまうと寝れなくなってしまうことがあります。
それはそれで健康を害してしまうのでよくありませんよね。
僕が推奨するのは寝る前の洗面所での歯磨きの時間です。
梶原さんの言う通り毎日30分自分と向き合う時間を作るのは難しいかもしれません。
なのでまずは毎日5分から始めてみませんか?
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|セルフチェックの具体的方法
それでは簡単に手順を説明しますね。
洗面所には洗面台があり鏡がありますよね。
鏡に向かって「今日も1日お疲れ様。今日はどうだった?」と声をかけてみてください。
自分は自分だと思うとはずかしいと感じるかもしれません。自分を第三者だと思う感じで声をかけてみてください。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|自分への声かけ
脳は言葉に反応するんできています。
「どうだった?」と声をかけてもらえると今日1日の出来事をさくっと思い出すことができると思います。
あの時〇〇だったなとか。この時は◯◯だなみたいな感じで。
できれば良かった点を重視して思い出すほうがいいですね。
小さな事でも褒めてあげて下さい。
・ブロガーだったら「今日はよく記事かけてよかったね、お疲れ様!」とかね。
・大変だったことについても「辛かったね大変だったね。よくがんばったね!」と
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|自分への声かけ②
この作業をすると今日も1日の出来事を整理できると思います。良かった点と悪かった点について。
割合的には良かった点3~5悪かった点1くらいにするほうがいいですね。
しかも先に「悪かった方」やって後から「よかった方」をやる方が、気持ちよく終わることができますので、おすすめです。
するときっと今後の改善点が見えてくるとをいますので思いついたらできれば職場の日報のようにノートを作ってメモしておくとわかりいいですね。
人間は悲しいけど忘れやすい性質なので、紙に書いて後で見返してアウトプットすることが大切ですよ。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|タケルの体験談
毎日寝る前洗面所で歯磨きの5分間自分と向き合う時間を作りましょう
そうすることで忙しくて見えてなかったものもきっと見えてきます。
仕事がブラックでこのままだとパンクしてしまうような気がするなら、期間を決めてこの日までに辞めると決めて、次の仕事を探すなど、具体的な行動計画を紙に書いて考えておくとパンクせずにすみます。
人は、嫌なことが永遠に続くと感じると活き活きとは暮らせません。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|仕事先での僕自身の体験談
僕自身パンクしてしまった人間なので、二回ほど仕事中に体に限界がきて倒れたことがあります。
自分と言う人間のことをきちんと把握していなかったですね。
その二回は数年という期間が空いています。
限界がくる具体的な出来事もあったので、時間がたてば体は回復していました。
ところが、長年日々のストレスをためていた結果、体の異変が毎日おきるようになりました。
仕事中手足の震えが来て初めて気づきました。
自分には限界が来ていると。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|仕事先での僕自身の体験談②
僕の経験を語らせていただきます
僕は福祉系の仕事をしていたんですが、週に1回会議がありました。
僕は責任ある立場だったのでいう全体の状況を会議の際に報告しなくてはいけません。
上司は嫌なことから逃げたいタイプだったので、責任を取る必要があることを聞くのをとても嫌がり、結果僕が責められるということが毎週繰り返されていました。
僕も人間ですからそれを繰り返すたびに体と心にストレスが蓄積され限界に達してしまいました。
頭では頑張ろうと思っても体の方がついてこないのです。
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|仕事先での僕自身の体験談③
ここで大切なのは、信頼できる第3者に相談することです。友人や家族でもいいですが、冷静に分析と対話ができる方がいいのでできれば専門家が望ましいです。電話相談よりはできれば対面が望ましいです。
僕の場合は友人に紹介してもらった民間のカウンセラーさんでした。
こころの問題扱う機関には大きく3つに分けられます。
・医療機関—―精神科、心療内科
・公共機関――保健所、精神福祉センター
・民間のカウンセラー
正直、どこに相談するかはケースバイケースだと思いますが、僕のおすすめは民間のカウンセラーです。
医療機関ですと服薬が中心になりがちです。第3者に相談するのはあくまで現状を整理して把握し、具体的な期間も考慮した対応プランを立てる為なのできちんと話を聞いて分析してもらえるところを探す事をおすすめします。
友人に信頼できる友人にどこか知らないか聞いてみてもいいですね。
ココナラでお悩み相談・カウンセリング
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは|仕事先での僕自身の体験談④
僕は、信頼できるカウンセラーさんと面談して現状を伝え、この状況を改善する為にどうすればいいか具体的なプランをカウンセラーさんとたてました。
①仕事は辞めるか?続けるか?
②辞めるとしたら時期はいつにするか?
③周囲にどのようにその旨を伝えていくか?
④転職する場合、職種は同じか、変えるか?
第3者に相談する最大の理由は、具体的な行動のプランを立てる為です。
人は基本変化を嫌うので、ズルズル今までと同じ状況を続けてしまいがちで、さらに悪い状況に陥ってしまうおそれがあります。だれかと具体的なプランを決めることで勇気をもって冷静に行動に移すことができるのです(自分一人の安易な決断はおすすめしません)
僕はカウンセラーさんと相談して仕事を6ヶ月後に辞めて、別の業種の仕事を探す。上司には3ヶ月前に相談するという結論を出しました。(紆余曲折ありましたがw)
燃え尽き症候群(バーンアウト)とは?未然に防ぐ方法と対策 まとめ
今回の僕の体験談いかがだったでしょうか?
仕事を辞めるという決断やそれを報告することにはとても大きなエネルギーが必要なことだと思います。
僕の場合は妻と小さな子供と新築の家がありましたので、こんなところで死ぬわけにはいかない!という強い気持ちで臨みましたので無事仕事を辞め、ストレスから解放され、今は忙しいながらも有意義な時間を送る事ができています。
今回のお話のまとめです。
①人は自分に嘘をつくので定期的なセルフチェックが望ましい
②セルフチェックは寝る前の歯磨き時に今日の振り返りをし、自分を褒めてねぎらってあげる
③いよいよ燃え尽き症候群になったら信頼できる人に相談する
④相談相手ははできれば民間のカウンセラーが望ましい。
⑤カウンセラーと今後について話し合って分析してもらい現状を再確認し時期、期間、手段等具体的なプランを作成する
人間には限界があります。そして世の中の職場や企業にはブラックな職場は少なくありません。
周りの人を悲しませないためにも、そして自分自身を幸せにしてあげるためにも、しかるべき時には勇気をもって行動しましょうね!
誰かに相談したい深刻なお悩みをお持ちの方にはこちらの記事もおすすめです。↓